そもそもwhile文てどの様なもので,どんな時に使うのかをを知りたい方向けに本記事ではサンプルプログラムを使って丁寧に解説していきます.
While文て何
プログラムを書いていていると繰り返し処理が必要な事があります.While文はpythonの制御構文の一つで比較的単純なものです。条件式を満たしている間はWhile文内を繰り返し処理が行なわれます.
注)条件を満たさないと永遠に繰り返し処理が続けられ,プログラムが止まらなくなります.
While (条件式) :
繰り返し処理する文１
繰り返し処理する文２
else
while処理が終わった後でプログラムを実行したい場合にelse文を用います.
elseは省略することもでできます.
[IN]While文が繰り返されている間”helo”と表示させて,繰り返し毎に１回づつ増やして行きます.
b="helo"
a=5
while a >0: # aが0より大きい間は繰り返す
a=a-1 # 繰り返し毎にaから１を引く
print(a,b) # aとbを表示
b=b+" helo" # 繰り返し毎にheloの数を増やす. [OUT]
4 helo
3 helo helo
2 helo helo helo
1 helo helo helo helo
0 helo helo helo helo helo・5回繰り返すたびにheloの表示数が増えました.
Whileでbreakを使って中断
while文の途中で,ある条件になった時に処理を止めたい場合は,whileループ内でifの条件を設定してこれを満たすとbreakで中断してループを抜けるようにします.
While (条件式):
繰り返し処理文１
if (条件式):
break
繰り返し処理文２
[IN] 先程のサンプルプログラムで,a=2のとき処理をbreakで止めてみます.
b="helo"
a=5
while a >0: # aが0より大きい間は繰り返す
a=a-1 # 繰り返し毎にaから１を引く
if a==2: # a=2になったら中断
break
print(a,b) # aとbを表示
b=b+" helo" # 繰り返し毎にheloの数を増やす. [OUT]
4 helo
3 helo heloaが２になったら処理を終了するようにしたので3以降のheloはプリントアウトされませんでした.
While文でcontinueを使って特定の条件で中断
while文の途中で,ある条件になった時に特定の処理を中止させる場にcontinueを使います.
While (条件式):
繰り返し処理文１
if (条件式):
continue
繰り返し処理文２
[IN]a=２の時のみ処理を中断します.
b="helo"
a=5
while a >0: # aが0より大きい間は繰り返す
a=a-1 # 繰り返し毎にaから１を引く
if a==2: # a=2になったら中断
continue
print(a,b) # aとbを表示
b=b+" helo" # 繰り返し毎にheloの数を増やす.
[OUT]
4 helo
3 helo helo
1 helo helo helo
0 helo helo helo helo
a=2の時だけ処理をスキップしました.
スポンサーリンク
コメント