D1グランプリで車がドリフト(横滑り)している迫力の写真を撮りたい方のための記事です.
ドリフト撮影は車の速度が比較的低いため初心者でも流し撮りがしやすく,さらにマシンの近くで撮影することができるので,一眼レフカメラ付属のキットレンズ(55-250mm)でも迫力の写真が撮れるのでお勧めです.
ブログで紹介する写真はレース撮影をして2年目の時に撮影したもので,スーパーGT等の流し撮りをすれば大半が没になるレベルです.(今も下手ですが).ここではD1グランプリの概要と撮影のポイントを記載しております.なにかの参考になれば嬉しいです.
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D1グランプリてどんな競技
- ドリフトの”カッコ良さ”を争う競技です。
- 競技には1台で走る”単走(TANSO)”と2台で走る”追走(TUISO)”の2種目があります.
- 単走とは、選手1人でマシンを走行させドリフトのテクニックを競い合います.主催者より発表された走行ラインなどのポイントの他かに採点はD1オリジナルの装置DOSSで行なわれ,マシンの速度、ドリフトの角度の大きさ、安定性などが評価されます.
- D1グランプリの醍醐味は2台のマシンが煙を上げながドリフトする追走です.追走時のドリフトはマシン同士の距離も僅かで競技者同士のハンドリングやブレーキングの少しの違いが勝負の分かれ目になります.簡単なルールを記載しましたが、タイヤの後輪や四輪を共に横滑りをさせ駆け抜ける姿を見ればD1に魅せられるはずです.
D1撮影をして思った3つの撮影ポイント
- 風上から撮影が好ましい.風下ではマシンの煙で全体的に白っぽい写真になりがちです.
- 追走時に前方から撮影する場合に前走車のグリルにピントを合わせる.
- シャター速度が(1/400)程度と速くても,煙や路面のタイヤ痕があるため動きのある絵になりやすいので,流し撮りが苦手な方はこのぐらいの設定で良いかも.
撮影場所と機材
- 影場所富士スピードウェイ
- 機材: EOS40D
- レンズ:EFS55-250mm(カメラ付属のキットレンズ)
単走写真
単走では各選手の華麗なテクニックを堪能することができます.
追走写真
シャター速度が1/1000と速く撮影したため、ホイルは止まっていますが煙とタイヤ痕のおかげで、躍動的な1枚になっております。他のレースでこのシャター速度で撮ると道路に停車しているように見えてしまいます。
シャター速度を1/60にして、少しだけ流し撮り
遠目から撮影
長い距離ドリフトのまま2台が併走してるシーンが撮影できました.
最後に
富士スピードウェイにスーパーGTの流し撮りをしたときは速度が早く距離も遠いため大半が失敗でしたが,D1での流し撮りでは成功率が高かったと記憶してます.他のレースで失敗ばかりで心が折れた方や初心者にはD1は比較的簡単に撮影ができるのでお勧めです.
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