モビリティリゾート[ツインリンク]もてぎ撮影ポイント紹介(初心者向け)

レース

 モビリティリゾートもてぎ((旧名:ツインリンクもてぎ)にレース写真を撮りに行きたいけど何処で撮影したら良いかわからない方,またカメラを買った時に付いてきた付属のキットレンズ(55-250mm)でレース写真が撮れるか疑問の方のために本ブログを記載しました.

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はじめに

 掲載している写真の大半はレース写真を撮り始めて3レース目ぐらいの写真です.機材はCANON EOS 40Dとキットレンズ(EF55-250mm)の組み合わせで,5年ぐらい前に撮影したものです.

モビリティリゾートもてぎでレースデビューをお勧めする3つの理由

  • マシンが真横を向いてる時間が長いため,流し撮りがしやすい.
  • ヘヤピンピン出口ではマシンを正面から近距離で撮影できるためカメラ付属のキットレンズ(55-250mm)でも十分迫力のある写真を撮ることができます.当然ですが倍率の大きいレンズれあれば尚良いです.
  • サーキット西側はコース沿の自由席エリアを散策しながら撮影とレース観戦をすることができ,楽しく撮影できます.(同じ場所にいる飽きます)

サーキットレイアウト

 例年スーパーGTやスーパーフォーミュラの指定席は決勝のみ有効で予選日は自由に入れましたが,コロナの影響で本年2022年は予選決勝共に指定席券がないと入れない可能性が高そうです.

また、オーバルコース上にV席指定を記載しておりますが,これもありません.

コロナ明けに規制が緩和されることを祈るばかりです.
上記を踏まえてレース撮影の主な場所はサーキット西側自由席エリアとなります.

東側エリア撮影スポット図

〇の中の数字が後の記事での撮影箇所と一致しています.

①スタンド

スタート進行やセレモニーの写真を撮ることができます.レース中のマシンを流し撮りすることもできますが難易度高めです.

F5.6 1/1250 ISO400 179mm
F5.0 1/1600 ISO400

②V席

V席の最終コーナーの立ち上がりを撮影することができます.

F5.0 1/1000 ISO500 100mm

最終コーナーでのバトルが撮れるかもしません.

F6.3 1/1000 ISO640 250mm

ピットと後ろ姿を撮影することできます.

F6.3 1/1000 ISO640 187mm

③90度コーナー正面

スタンドと西側コースを結ぶ通路から90度コーナーの正面を金網ごしにマシンが隊列を作っているときに撮影したものです.

観客エリアではないのであまり長いはできません.

F5.6 1/6400 ISO400 250mm
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④Z席90度コーナーの出口付近

ダウンヒルスレートを駆け下りた先にある90度コーナーはもてぎ最大の勝負所で、数々のバトルが繰り広げきました.

観戦しながら撮影するには良い場所だと思います.

F11 1/125 ISO100 135mm

⑤ダウンヒルストレートエンド(自由席)

ダウヒルストレートを下ってブレーキングをするタイミングを撮影できます.ディスクが少し熱で赤くなってるのが解ります.

Z席よりですがギリ自由席ですので撮影してみてはいかがでしょうか.

F11 1/80 ISO100 131mm

 

⑥G席

G席は撮影ポイントとして最高なのですが,決勝ではZ席のためのモニターが背後にあるため,長い間振り向きざまに見ていると首が痛くなる欠点があります.

ここではマシンがダウンヒルストレートを駆け下りて,フルブレーキングでマシンを止める時にエネルギーが熱に変わってディスクが赤くなるのが解ります.

F10 1/160 ISO200 100mm

唯一指定席で正面モニターのないG席を取ることで満席の観客席をぼかした写真を撮ることができます.

これに価値を見出せる方はG席を取ってみましょう.

ただ観戦するなら向かい側のZ席をお勧めしますが.

F10 1/160 ISO200 65mm
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西側エリア撮影スポット図

コース西側は自由席エリアが広がり、アマチュア撮影者に人気のヘアピンコーナがあるエリアです.

⑦ダウンヒルストレート中腹

もてぎの看板をアクセントにとマシンを撮影することができます.

流し撮りをするにはマシン速度が速く難かしいです.

F7.1 1/1000 ISO400 55mm

⑧ヘアピン出口(一番人気)

ヘアピン出口はマシンが正面を向いてくれて,距離も近いことから人気のスポットです.

一脚が無く手持ちの場合は腰位の高さの柵にレンズを乗せて撮影すると安定して撮影することができます.

長時間撮影するには腰が痛くなるので注意が必要です.

F9.0 1/160 ISO160 250mm
F5.6 1/800 ISO200 250mm

⑨S字カーブ2個目(V字に侵入)

F5.0 1/400 ISO400 60mm

 バックショットを撮影、速度が遅いためかピントが合いやすく撮影しやすいと思います。

また雨の日はテールランプが路面に反射したり、水しぶきが印象的な一枚が撮りやすくなるポイントだと思います.

F5.6 1/400 ISO400 232mm

⑩S字カーブ中腹

少しマシンと距離があるため、複数台走行している写真を狙うと迫力のある一枚になります.

F5.6 1/400 ISO400 235mm
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⑪コーナー入口正面

コーナー入口正面を撮影するにはV字コーナー席近くにある地下通路を通て、小高い丘の斜面から撮影することになります。

この斜面は芝が生えていて雨が降ると良く滑るせいか,目の前で望遠レンズを落としている方を2回ほど見ました.サーキットを歩き回った後だと足にだいぶ負担が掛かっていると思うので,ここでの撮影は特に注意してください.

スーパーGTのサポートレースでF4のレースがあったのでその時の写真です.本番であるスーパーGTでの撮影のための予行演習としてマシンの通る位置の把握が目的で撮りました.

F8.0 1/400 ISO400 250mm

スタート開始直前のGT300クラスです。ここはスタート直後のマシンが団子状態のときに撮影すると良いと思います

.単独で撮影するには250mmのズーム倍率では厳しく,レース中盤での撮影する方をみると大口径のレンズを持った人ばかりになってる印象です.

F7.1 1/800 ISO200 250mm

最後に

 モビリティリゾートもてぎの撮影スポッを紹介してきました.

如何だったでしょうか?

カメラ付属のキットレンズ(55-250mm)でも,まずまずの写真が撮れます.

以上,皆様の何かの役に立てばうれしいです.

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